ネット印刷サービスを使って、冊子を作ろう、作るなら

同窓会で印刷物を配ったりしますよね。
表紙に「校章」や「校歌」の歌詞なんかが印刷されているイメージです。
印刷自体は印刷業者に頼むしかないでしょうが、印刷のための原稿はパソコンで作成でき、データで入稿すると、費用も安くなるので、その方法を紹介します。

まず、使用するソフトは「マイクロソフト・オフィス」です。
マイクロソフト製でなくとも、互換ソフトでも可能です。
そして最終的には、これらから「PDF」ファイルを書き出して、これを入稿します。

従来の本格的なDTP(DeskTop Publishing)では、高額なソフトを使用し、見開きでレイアウトを行って、トンボ付きのレイアウトファイルを入稿する必要がありました。
素人には手が出ません。
しかもフォントが正しく出力できるかの、確認作業も必要でした。
ところが今では、オフィス・ソフトで電子入稿のデータができるのです。

具体的には、レイアウトの自由度を考え、「PowerPoint」がおすすめです。
例えば、A4サイズ用紙サイズに画面に設定し、文字を配置する場合は「テキストボックス」、写真やイラスト等はコピー&ペーストで配置していきます。

そして、私のおすすめの体裁は、中綴じの8ページの冊子です。
もし、コンテンツ作りが大変なら、中折りの4ページでも良いですが、コストパフォーマンスは8ページが高いです。
おそらく、他の用途でも8ページのニーズが高いのか、業者間でも価格競争が激しいようで、戦略的な価格付けをしているのだと思います。

それと、印刷の際のもう1つのアドバイスは「紙質」です。
チラシのような、ペラペラの用紙では、その冊子自体の質を毀損しかねません。
若干、費用が上がりますが、紙質はやや厚目のものにアップグレードすることをおすすめします。

価格については「印刷 通販」などで検索してみてください。
価格はしばしば変動していて、一概にどれが安いかは、それぞれ変わります。
それと、これらの業者で価格を抑えるコツは、納期を長めで依頼することです。
例えば、「10日間」で注文すると、「3日間」に比べて、約40%引きになります。
それと、印刷部数は増えても、費用はあまり変わりません。
多めに刷っておいた方が良いと思います。
業者を選ぶ際のもう1つの指標として、「入稿方法」についての説明が親切に書かれているところを選ぶのが良いと思います。

最後にこれだけは忘れないで下さい。
同窓会ホームページの告知です。
URLだけでなく、スマホからのアクセスを促すために、「QRコード」を載せるのも良いと思います。
(QRコードは、ネットでそれを無料で自動的に作成してくれるサイトががあります)

2015年11月18日 | カテゴリー : 冊子 | 投稿者 : 管理者