さて、ここからが次のステージです。
幹事会で枠割分担してアプローチした結果も含めて、名簿データをアップデートしていきます。
この時点で、どのくらいの消息が判明しているでしょうか?。
できれば、半数以上の状態は欲しいところです。
私がこれから紹介するやり方の基本ポリシーは、「オープン&シェア」です。
消息確認状況をWebサイトで公開し、同窓生に捜索を呼びかけるわけです。
公開するのは、氏名(旧姓)と判明状況のみです。(当たり前ですが)
しかも、認証が掛かって、同窓会以外はアクセスできない状況で公開しなければなりません。
この辺は慎重にやらないと、幹事への不信感を招くことにもなりかねません。
具体的なイメージは、「同窓会サイト」のサンプルサイトの「消息調査」を見てください。
「不明者リスト」という形で、消息が分からない人だけの氏名を公開しているケースがありますが、私は全体の氏名を公開することをおすすめします。
私が実際に公開している、自分の同窓会サイトのキラーコンテンツが、この消息確認状況の公開ページです。
アクセス数が多く(リピートがある)、同ページでの滞在時間も他に比べて格段に長いです。
全体的に同窓生の名前を見ることで、いろいろと懐かしいことを思い出したりして、雰囲気が盛り上がって行くものです。
これが「不明者」だけでは、不十分ですし、自分がそれらの人々の連絡先を知らない場合は、リピートでそのページを見ることはないでしょう。
メールアドレスが分かっている人には、
1)同窓会のホームページに「消息確認状況」を掲示したこと
2)「不明者」の情報を知っていたら、協力ください
という内容で、メールを送りましょう。
実際に同窓生から不明者の情報の提供を受ける場合には、その本人に了解を取り付けるか、その本人から直接連絡をもらうように仕向けるのが良いと思います。
「えっ!、誰から聞いた」ってことが少なからずあります。
お互い気持ちよくコミュニケーションしたいですし、少数ですが、同窓会や旧友との連絡を絶っている(絶ちたいと思っている)人もいますので、そのあたりの配慮も必要です。