同窓会(同期会)は消息探しが醍醐味であり、それが肝です。
確かに大変な作業ではありますが、それを避けては先へは進めません。
ポイントは多くの人からの情報を集めることです。
私が主催する同窓会の幹事会は、いつも飲み会です。
乾杯からのスタートですが、途中で若干時間を取って真面目な話もします。
その中で必ずやることは、「消息確認」の摺り合わせです。
まず、幹事メンバー内で全体的な状況をまず把握して、それが時期的にOKなのか、NGなのかの意識を共有します。
そして、リストを見ながら、個々に確認していきます。
この時使用するリストの内容は、クラス、氏名(旧姓)、そして「確認状況」です。
具体的な住所等の連絡先の表記は必要ありません。
消息が確認できていて、連絡が取れている人はほぼスルーで良いですが、「情報確認中」の人については、その場で参加者からの情報を出してもらいます。
「どこどこで見た!」とか「どこどこで働いているはず」などといった情報が飛び出してくることもしばしばです。
そして、出席者はその本人の連絡先を知らなくても、「別の同窓生が知っている!」という情報を持っていたりします。
それではその「別の同窓生」に誰がアプローチするかまでを決めて、次の人の確認へと進みます。
次第に真剣さが増してきて、進んで情報を出してくれるようになるし、人を介しての連絡にも手を挙げてくれる人が増えてきます。
小中学校であれば、家も近かったりと実家まで様子を見に行ってくれる人なども出てきます。
決まったことは必ずメモして下さい。
誰の分を誰が担当するのかを必ず書き留めていて、それを後から議事録として配布しましょう。
酒の席ですから、リストには必要以上の情報を書いていなくても、紛失等があると幹事の信用問題にもなりかねませんので、リストは回収するなり、店できちんと廃棄してもらうなど手配もちゃんと行って下さい。