職業の専門性を活かした、幹事の仕事

幹事の中でいくつか専門性が有益な役割というのがあります。
例えば、「会計係」です。

名簿の管理や同窓生への連絡は、パソコンが使えた方が良いですが、それと直接結びつく程の職業や専門性はありません。
それに引き換え、お金を扱う係は職業柄、それに慣れた人がやった方がいろいろと安心です。

小学校の同窓会の会計係は銀行員です。
会費を5,500円としたところ、「500円玉が釣り銭としているだろう」と釣り銭を自分の銀行で両替して当日持ってきてくれました。
そして、会が終わって集まったお金を手際よく数えて渡してくれます。
千円札を扇型に広げ、「札勘(サツカン:札勘定のこと)」と言うらしいのですが、「これ苦手だったんだよな」と、もはや管理職になった彼が札を数えている姿は、在学中には考えられないほど頼もしいものでした。

中学校の同窓会にも、前述の彼と同じ金融機関に勤める、別の銀行員がいます。
こちらもどんな働きぶりを見せてくれるのか、楽しみです。

また、高校の同窓会の会計は、公認会計士でした。
人数も多いし、扱う金額も大きいです。
決算も早くって、確実、安心でした。

探せばまだ幾つか、専門性が発揮できる役割があるかもしれません。
それぞれの技能やノウハウを持ち寄って、自分たちで作り上げていく同窓会って良いですよ。
ちなみに自分はIT屋なんで、Webサイトづくりと運営を担当しています。