以前(2015年11月)、私が代表幹事を務める中学校の同期会のサイトについて、開設当初の状況をこの場でレポートしました(「リアルな数字、ある「同窓会サイト」のアクセス状況実例」)が、先日(2016年4月30日)にこの同期会が無事終了しました。そこで今回は、同期会開催前後を含む期間の同サイトへのアクセス状況をお伝えします。
件のサイトは「佐賀市立城東中学校1982年卒学年同窓会」http://joto1982.info/です。同期生のみがアクセスできるように、IDとパスワードで認証を掛けているため、一般の方はトップページ以外にはアクセスできません。悪しからず。
まず、学年の人数は270名程度の中学校です。
卒業後、34年経過して初めての同期会でした。
開設当初と最近で、それぞれ1ヶ月間のデータを比較してみました。
比較項目 | 開設当初 | 最近 | |
---|---|---|---|
訪問件数 | 579件/月 | 1,646件/月 | |
新規ユーザー比率 | 50.60% | 21.69% | |
平均閲覧ページ数 | 2.96ページ | 5.35ページ | |
平均滞在時間 | 2分03秒 | 4分40秒 | |
機種区分 | パソコン | 59.59% | 22.72% |
スマホ | 37.48% | 71.57% | |
タブレット | 2.94% | 5.71% |
アクセスは3倍近くになりました。
それと、新規ユーザーの比率が低くなっています。
常連ユーザーが頻繁に訪れていることを表していますが、これは同期生のみがアクセスできる鍵の掛かった環境で、同期生の名簿を公開し、消息の確認状況や同期会への出欠を頻繁に更新し、幹事を中心に何度もアクセスしていたためです。
コンテンツも徐々に増やしていくことで、閲覧ページ数、滞在時間とも増えています。
また、最も注目すべきデータがスマホからのアクセスが70%を超えていることです。特に同期会への出欠や消息情報の更新を頻繁に確認するには、スマホからのアクセスが便利であり、特に女性からのアクセスを獲得できるかという点では、スマホレイアウトに対応したサイトが欠かせないということが言えそうです。